カナダ小売売上高、7月は前月比0.8%減 8月は改善見込み

カナダ統計局が19日発表した7月の小売売上高は、前月比0.8%減の696億カナダドル(503億6000万米ドル)となり、前月の増加分の大半を失った。写真は2022年11月、オンタリオ州トロントで撮影(2025年 ロイター/Carlos Osorio)

[オタワ 19日 ロイター] – カナダ統計局が19日発表した7月の小売売上高は、前月比0.8%減の696億カナダドル(503億6000万米ドル)となり、前月の増加分の大半を失った。

減少は予想通りで、消費者が衣料品や食料品に対する支出を減らし、商品の購入が広く減少した。

6月改定値は1.6%増加した。

先行指標は8月の小売売上高の伸びが1%に回復する公算が大きいことを示している。

8月の小売売上高が好調なら、第2・四半期の経済縮小後、第3・四半期の国内総生産(GDP)は低迷せず、縮小が回避される可能性が示唆される見込みもあるという。

小売売上高は全消費支出の約40%を占める。

2四半期連続の縮小は景気後退(リセッション)入りを意味する。

Canada's July retail sales drop by 0.8% led by a broad-based declineCanada’s July retail sales drop by 0.8% led by a broad-based decline

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