中国税関総署が２０日発表した統計によると、８月の対北朝鮮輸出は前年同月比０．０５％減の１億４７６０万ドルだった。２０２２年７月撮影（２０２３年 ロイター/Kim Hong-Ji）
［北京 ２０日 ロイター］ – 中国税関総署が２０日発表した統計によると、８月の対北朝鮮輸出は前年同月比０．０５％減の１億４７６０万ドルだった。前年比では今年初めての減少となった。
前月比では１３．４％減だった。
核兵器開発計画を巡り国際的な制裁に直面している北朝鮮にとって、中国は引き続き主要な同盟国かつ経済的な生命線となっている。
８月の主要輸出品目は、かつら製造用の加工毛髪と羊毛、大豆油、石油ビチューメン（油砂から抽出されるタール状物質）など。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は北京を今月訪問し、習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領と大規模な軍事パレードに出席。習氏は金氏との６年ぶりの会談で、国際情勢がどう変化しようと北朝鮮との関係発展に向けた中国のコミットメントは変わらないと述べた。
国営朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）によると、金氏は中国の主権、領土一体性、開発利益の保護を継続的に支援すると言明した。
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