米銀JPモルガン・チェースは、世界経済が厳しい環境にある中でインドが「明るい存在」として注目されると指摘した。力強い国内経済の成長と輸出依存度の低さを理由に挙げている。

  同行アジア太平洋地域の責任者、シュアード・レーナート氏がブルームバーグテレビジョンのインタビューで語った。

  年次会合が開かれているムンバイで取材に応じたレーナート氏は「もちろん、関税やH-1Bビザ問題など課題もある。しかし全体的にインドは十分な強みを持っている」と指摘。その上でインドが関税の問題を乗り越え、「良い結果を得られる」ことに自信を示した。

  ロシア産原油の購入を理由に米国から50%の関税を課されているインドは、米国での就労ビザを巡っても課題を抱えている。

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  トランプ米大統領は専門技術者向けのH-1Bビザを巡って、新規申請の手数料を10万ドル(約1480万円)に引き上げる布告に署名したが、同ビザは全体の70%強をインド人が占める。

  こうした状況についてレーナート氏は、新たな高額手数料がH-1Bビザをすでに保有している人々には適用されない点が安堵(あんど)の材料だと述べている。

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JPモルガン・チェースのアジア太平洋地域責任者、シュアード・レーナート氏が「明るい存在」としてインドに注目する理由などについて語った

Source: Bloomberg

原題:JPMorgan Sees India as ‘Bright Spot’ Despite Tariff Woes (1) (抜粋)

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