上映前の映画館で観客の膝の上に乗せられたマルチーズ=SNS(c)news1

上映前の映画館で観客の膝の上に乗せられたマルチーズ=SNS(c)news1

【09月21日 KOREA WAVE】韓国の映画館内で観客がマルチーズを膝に乗せたまま映画を観ていた様子が目撃され、物議を醸している。

SNSに9月14日投稿したある観客は「映画を観に行ったら目の前にマルチーズがいて驚いた。今は犬を映画館に連れてきてもいいのか」と告白。併せて公開した写真には、上映開始前に犬を膝に抱えた観客の姿が映っていた。

投稿者が映画館に問い合わせたところ「ペットの入場は禁止」との回答があり、上映終了30分前に犬連れの観客が退場し、その際、ライトをつけたため観賞が妨げられたと不快感を示した。「犬は罪がないのに」とも付け加えた。

一部では「障害者補助犬ではないか」との声もあったが、投稿者は韓国障害人補助犬協会に確認。協会によれば補助犬は専用ベストやマークを必ず着用して外出するが、その犬には確認できなかったという。また「マルチーズも補助犬になれるが現在は事例がない。一般の家庭犬と見られる」と説明した。

ネット上では「犬を無理に連れて行く理由を理解しようとする人が気の毒」「他の飼い主まで批判される」「職員がいなかったから入れたのでは」「エゴ以外の何物でもない」「もし吠えたら大迷惑」「音響は犬にとっても有害では」など非難が殺到した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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