焼き物が盛んな三重県伊賀市で「伊賀焼」の陶器まつりが19日から始まり、多くの人でにぎわっています。
「伊賀焼陶器まつり」は伊賀焼の窯元が一堂に会して出店するイベントで、毎年この時期に開催されています。
ことしは29の窯元と作家が参加し、会場には茶碗やコップ、皿など日常使いできるものや可愛らしい動物の置物などおよそ2万点の焼き物が並んでいます。
訪れた人は好みの焼き物を手に取り、作家との会話を楽しみながらじっくりと品定めしていました。
会場の外にはお茶席も設けられ伊賀焼の器でたてられた抹茶を楽しむ人の姿も見られました。
伊賀焼陶器まつり実行委員会の京野桂委員長は「伝統的な伊賀焼から現代の生活の中で使いやすいポップなものまで幅広い作品があります。特別価格の商品もあるので、買い物を楽しんでほしい」と話していました。
津市から親子で来た50代の女性は「すごくかわいいお茶碗があったので買いました。早速使いたいです」と話していました。
津市から夫婦で来た70代男性は「マグカップと土鍋を安く買えました」と話していました。
伊賀焼陶器まつりは21日まで伊賀市のすぱーく阿山で開催されています。
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