Rソシエダード久保建英(2025年7月撮影)

Rソシエダード久保建英(2025年7月撮影)



<スペインリーグ:ベティス3-1Rソシエダード>◇19日(日本時間20日)◇第5節◇エスタディオ・デ・ラ・カルトゥハ


レアル・ソシエダードの地元紙がベティス戦で2試合ぶりに先発復帰した日本代表MF久保建英(24)について、「右サイドでほとんど脅威を与えられなかった」と低評価した。

Rソシエダードは19日にアウェーで行われたスペインリーグ第5節で、ベティスに1-3で敗れた。これで開幕から5試合連続未勝利の3連敗となり、降格圏落ちが間近に迫っている。2試合ぶりに先発復帰した久保だったが、悪い流れを変えることはできなかった。前半放ったシュートは相手DFにブロックされ、クロスは味方に合わず、際立つプレーを見せられないまま、後半21分に交代した。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコはこの日の久保について、「アタッキングサードで初めてボールに触れたのは1-1の状況下の前半18分だった。ウオーミングアップ中、足首にテーピングが巻かれていたことから、コンディションが良くないのは明らかだった。ナタンとジュニオルのイエローカードを誘発したが、ジュニオルがベストのディフェンダーでないにもかかわらず、右サイドでほとんど脅威を与えられなかった」と寸評し、1点(最高5点)と低評価した。

同紙は途中出場のカルロス・ソレールをこの日のチームMVPに選出し、2点と評価。セルヒオ・ゴメス、ブライス・メンデス、オヤルサバルがカルロス・ソレールと並ぶ2点。続いて、レミーロ、アランブル、スベルディア、チャレタ=ツァル、ゴロチャテギ、パブロ・マリン、バレネチェア、ゲデス、スチッチ、ザハリャンが久保と同じ1点。エルストンドは出場時間が短く採点なしとなった。

Rソシエダードはこの後、24日に行われるスペインリーグ第5節で、浅野拓磨を擁する19位のマジョルカをホームに迎える。(高橋智行通信員)






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