イタリア、中国との自動車協力に前向き─副首相兼運輸相=新華社

 9月19日、イタリアのサルビーニ副首相兼運輸相(写真)は中国国営通信新華社のインタビューに応じ、自動車産業における中国との協力に前向きな姿勢を示した。写真は、イタリア・ベネチアのバルビ宮殿でミラノ・コルティナ冬季五輪のメダル発表式に臨むサルビーニ副首相。7月撮影(2025年 ロイター/Alberto Lingria)

[北京 19日 ロイター] – イタリアのサルビーニ副首相兼運輸相は中国国営通信新華社のインタビューに応じ、自動車産業における中国との協力に前向きな姿勢を示した。

中国は自国の自動車メーカーに不当な補助金を付与しているとして、欧州連合(EU)の調査に直面している。

訪中したサルビーニ氏は19日に配信されたインタビュー記事で「両国は自動車、スマート道路、その他の交通分野における協力について幅広い展望を抱いている」と指摘。「われわれが列車の速度を時速300キロに引き上げようとしている時に中国はすでに時速400キロ、450キロ、さらには500キロを模索しているほか、自動運転、AI(人工知能)、イノベーションでも進んでいる」と語った。

また、インフラ整備に「大きな可能性」を感じているとも述べた。

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