千葉ローカルソングプロジェクト代表の渡邉さん
9/18(木)千葉発「アイドルコミュニティ」始動
クラウドファンディングで社会貢献型活動を展開
千葉県内の音楽事務所が中心となり、地域密着型のアイドルを育成・支援する「千葉ローカルソングプロジェクト」が9月15日からクラウドファンディング「CHIBA LOCAL SONG PROJECT54コミュニティー」を開始した。
船橋市や習志野市をはじめとする8市町村が連携し、約50人のメンバーが参加するアイドルを支援するコミュニティをが始動する。
同プロジェクトは「ご当地アイドル」を超え、地域社会への貢献を軸に据えた「社会貢献型アイドル」を掲げる。
参加する各市町村ごとにユニットが編成され、習志野市の「Milky Way」、印西市の「VIVIT PRISM」、八街市の「BURNEY’s」などが活動を展開。子ども向けの「ちびバニ」「Milky RIBBON」といった小学生チームも加わり、地域のイベント出演や交流活動を予定している。
クラウドファンディングは支援者を「ファンクラブ会員」と位置づけ、年4回程度の交流会招待や限定特典の提供を想定している。
特にイベントや興業に欠かせないワイヤレスマイクなどの機材整備費が必要とされており、支援金は主に活動環境の充実に充てられるという。
発起人でプロデュースを担う渡邉義幸さんは、ライブカフェ「Belle Amie(ベルアミー)」(船橋市前原西2-21-18、TEL047-411-8151)を拠点に15年以上にわたりローカルアイドル運営に携わってきた人物で、音楽事務所として楽曲制作やイベント運営のノウハウを持つ。
「千葉にはアイドル文化が根付いていない。砂漠に花を咲かせるようにゼロから作っていく活動だ」と振り返る。
プロジェクトは新型コロナ禍を経て再始動したもので、県内の各自治体からも地域PRの効果や社会貢献活動が期待されているという。今後は社団法人化やNPO法人化も視野に入れ、安定的な組織運営を目指す。
「この地域で一番と認められる存在になれば、メジャーへの道も開ける。地域の象徴としてのアイドルを育てたい」と渡辺さんは意気込みを示す。
クラウドファンディングはオンラインプラットフォーム「キャンプファイヤー」で実施中。支援や詳細は同サイトで確認できる。
同プロジェクトクラウドファンディングページ
CHIBA LOCAL SONG PROJECT54コミュニティー
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください
船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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