9月17日、嘔吐、めまい、低血圧のため入院したブラジルのボルソナロ前大統領(写真)が退院したと、担当医師団が明らかにした。ブラジリアで14日撮影(2025年 ロイター/Diego Herculano)
[サンパウロ 17日 ロイター] – 16日に嘔吐、めまい、低血圧のため入院したブラジルのボルソナロ前大統領が17日に退院したと、担当医師団が明らかにした。
容体は改善したものの、引き続き経過を観察するという。
同氏は14日にも、皮膚の病変切除手術を受けていた。病院によると、検査の結果、扁平上皮がんが見つかり、定期検診を受ける必要がある。
主治医の一人は「検査の結果、病変のうち2つが初期の皮膚がんと判明した。既に切除処置を行ったが、新たな病変が現れないことと、切除が完全だったことを確認する定期的な経過観察が必要」と記者団に述べた。
ボルソナロ氏は先週、2022年の選挙で敗北した後にクーデターを企てたとして、最高裁から禁錮27年3月の刑を言い渡されている。
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