秋雨前線の影響で、石川県内は18日午前中、非常に激しい雨が降りました。
大雨は峠を越え、19日は残暑が和らぎそうです。
【写真を見る】石川県内で非常に激しい雨 白山白川郷ホワイトロードが終日通行止め JR七尾線も落雷で一時運転見合わせ
南下する秋雨前線の影響で、県内は未明から雨の降り方が強まりました。
国土交通省が白山市尾添に設置した雨量計では午前10時半までの1時間に69ミリの非常に激しい雨を観測したほか、白山白峰では9月の観測史上最大となる1時間に61.5ミリの雨を記録しました。
白山白川郷ホワイトロードは、雨量が規制値に達したため、午前10時から終日、全線で通行止めとなりました。
■JR七尾線は落雷の影響で一時運転見合わせ
道路の状況を確認して19日以降、通行止め解除を判断します。
JR七尾線は落雷のため、午前5時半ごろから羽咋駅と七尾駅の間で停電が発生し、一時運転を見合わせました。
午前7時半前に運転を再開し、およそ550人に影響が出ました。
秋雨前線は次第に南下し、県内の大雨は峠を越えましたが、能登地方では18日夜遅くにかけて土砂災害に注意してください。
また20日から21日にかけては、低気圧や前線の影響で再び警報級の大雨となる可能性があります。
一方、19日朝の最低気温は金沢で22度、輪島で20度の予想で、厳しかった残暑は幾分和らぎそうです。
北陸放送
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