9月18日に行われた県議会の代表質問で県は、板野町の「あすたむらんど徳島」について、大幅なリニューアルを検討していることを明らかにしました。
18日の代表質問では、県議会自民党の福山博史議員が質問に立ちました。
質問の中で福山議員は、板野町の「あすたむらんど徳島」について、施設の老朽化などを指摘しました。
その上で2026年にオープン25年を迎えるのにあたり、時代にあった施設の在り方を検討すべきだとして、県の考えをただしました。
これに対し、村上耕司副知事は。
(村上耕司 副知事)
「県民の皆様の幅広いニーズを踏まえた、思い切った見直しが必要であると認識しています」
「若者や観光客など、誰もが集い楽しめる拠点を目指し、施設の在り方を検討してまいります」
このように述べ、施設の大幅なリニューアルを検討していることを明らかにしました。
今後は有識者らで作る「あり方検討会」を立ち上げ、施設の将来像や新たな運営方法などを盛り込んだ、「基本構想」を2025年度内に策定するとしています。
また、利用者のニーズを把握するため、アンケートを実施するほか、運営については民間活力の導入なども検討するとしています。
一方、「あすたむらんど」と、その敷地内にある「木のおもちゃ美術館」は現在、別々の会社が指定管理者となっていますが、ともに2025年度末で指定期間が終了します。
このため県では、これらの一体的運営を視野に、両者の指定期間を1年間延長した上で、新たな管理者を公募する方向で調整を進めるとしています。
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