9月10日から13日にかけて高知県高知市の50代男性が交際あっせん詐欺の被害に遭い、現金約80万円を騙し取られていたことが分かりました。
警察によりますと、9月10日高知市内に住む50代男性に女性から「あなたの人柄に惹かれて、優しい人だと思いました」というメッセージが届き、やり取りをする中で「東京に住んでいるので私は会えないが、高知の女性を紹介することができる」などと言われ、若い女性の写真が複数枚送られてきたということです。
男性が好みの女性を伝えると、「田中慶子」という女性が紹介され、直接会うために男性は初期費用や保証料など約30万円を電子決済アプリで支払いました。
その後も相手の指定する口座に5回に渡り、約50万円を振り込み合わせて約80万円をだまし取られました。
その後も金銭の要求が続き、直接会う話が進まないことから男性は不審に思い、警察に相談したということです。
2025年に入り特殊詐欺の認知件数は67件、被害額はあわせて約3億4500万円に上っています。
県警では、高額な請求や複数回に分けて金銭を要求される場合は詐欺を疑うほか、心当たりのないメールやダイレクトメッセージは開封しないよう呼びかけています。
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