EUのエネルギー輸入廃止加速計画の影響ない=ロシア大統領補佐官

ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、欧州連合(EU)がロシア産エネルギーやコモディティー(商品)の段階的輸入廃止を加速する計画について、ロシアに影響はなく、それによりロシアの方針が変わることはないとの見解を示した。ロシアのオルスクにある製油所で8月に撮影(2025年 ロイター/Stringer)

[モスクワ 17日 ロイター] – ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、欧州連合(EU)がロシア産エネルギーやコモディティー(商品)の段階的輸入廃止を加速する計画について、ロシアに影響はなく、それによりロシアの方針が変わることはないとの見解を示した。

EUのフォンデアライエン欧州委員長は16日、トランプ米大統領との電話会談後、ロシア産化石燃料の段階的な輸入廃止について、加速する方針を示した。

ペスコフ氏は定例記者会見で「欧州諸国は制裁の継続によってロシアの方針にいくらか影響を及ぼすことができると勘違いしている」と指摘。「ロシアは国益を守り、そのような制裁の影響は全く受けない。過去3年間(の状況)がそれを雄弁に物語っている」と強調した。

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