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ドコモグループでは、2011年3月11日の東日本大震災での福島第一原子力発電所事故により、いまだ風評被害の残る福島県。
農業を支援するために2025年8月4日(月曜)に「溜池山王マルシェ・夏」をドコモ本社のある東京都千代田区永田町の山王パークタワーで開催しました。

福島の農業を支援する「溜池山王マルシェ」

このイベントは“食べることで福島を応援したい”という想いから震災以降、定期的に行っています。福島県内の約50の農家で構成される「NPO法人がんばろう福島、農業者等の会」と、NTT労働組合ドコモ本社分会・コンシューマサービス分会・サポート分会など複数の組織・団体が連携して実施しています。

当日は、ドコモグループ社員に限らず、一般のお客さまにもご参加いただけるイベントということもあり、福島県自慢の“極上桃”をはじめ、新鮮な野菜や果物、加工品などの販売だけでなく、試食、抽選会などさまざまな企画をご用意し、多くの方々にお楽しみいただきました。

溜池山王マルシェに並んだ福島県のさまざまな商品

ドコモ×福島×サステナ=大盛況!

お昼が近づくにつれて会場は次第に活気づき、一時はレジに長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。
東日本大震災の影響を受けた障がい者を支援している「NPO法人しんせい」にもご協力いただき、障がいのある方が心を込めて手作りされたクラフト作品や美味しい焼き菓子を販売するブースにも多くのお客さまにお立ち寄りいただきました。
会場をさらに盛り上げたのは「ポインコ兄弟」とラグビーチーム「浦安D-Rocks・レッドハリケーンズ大阪」の選手たちの登場です。子どもたちにも笑顔があふれ、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

会場は大盛況

ポインコ兄弟と浦安D-Rocks・レッドハリケーンズ大阪の選手が会場を盛り上げます

約630名の方々にご来場いただき、お客さまから「福島から直接届く新鮮な野菜や果物を購入できて感動しました。近所では手に入らない珍しい加工品にも出会えて、とてもよい買物ができました」とのご感想も。
運営スタッフ一同、マルシェを通じてドコモと地域のみなさまがつながっていく瞬間を目のあたりにして、ドコモがめざす「食べて福島を応援する」という想いを、多くの人と共有することができた感謝の尽きない1日となりました。

福島とともに歩む、ドコモの想い

震災から10年以上が経った今でも復興への歩みを続ける福島県。そんな被災地への想いから生まれたのが「溜池山王マルシェ」です。このイベントは「美味しいものを食べることで福島を応援しよう」という、どなたでも気軽に参加できる支援の形としてはじまりました。

会場では多くのお客さまが福島県から直送された新鮮な野菜や果物、こだわりの加工品を手に取り、その品質の高さと美味しさに驚かれていました。実際に農家の方々と会話を交わすことで、福島の農産物へのあんしん感も深まったようです。

販売者との会話があんしんにもつながります

“顔の見える関係に風評被害はない”
これは「NPO法人がんばろう福島、農業者等の会」が大切にされているメッセージです。生産者と消費者が直接つながることで、福島の本当の魅力が伝わっていく。そんな温かい交流の場面が、会場のあちこちで見られました。
このマルシェは単なる販売イベントという枠を超えて、福島の「今」を知り、応援する貴重な機会となったのではないかと強く感じています。

ドコモグループは今後も、地域のみなさまとの絆を大切にしながら、社会の課題解決に向けて歩み続けていきます。

集合写真

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