指宿洋史 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟、ジェフユナイテッド千葉、湘南ベルマーレ、清水エスパルス在籍歴のあるFW指宿洋史は、ウェスタン・ユナイテッドFCが財政難に陥り、2024/25シーズンのオーストラリア1部リーグ不参加が決定したことにより、同クラブを退団してフリーに。Jリーグ復帰は実現せず、新天地はインド1部所属クラブになる見込みだという。

 現在34歳の指宿は、スペイン国内の複数クラブやアルビレックス新潟、ジェフユナイテッド千葉、湘南ベルマーレ、清水エスパルスと渡り歩き、2022年1月に再び海外挑戦。オーストラリア1部アデレード・ユナイテッドで2シーズンにわたり絶対的ストライカーとして活躍しており、2023/24シーズンには15ゴールをマークしている。この実績が評価され、2024年夏にウェスタン・ユナイテッドへ移籍。2024/25シーズンもリーグ戦で10ゴールを挙げている。

 指宿の去就を巡っては、豪州『AsuFootQ』が8月11日の時点で「豪州1部の複数クラブが非公式の問い合わせを始めている」とリポート。オーストラリア屈指のポストプレーヤーとして評価を高めてきただけに、現地で争奪戦が展開されているとみられていた。

 また、Jリーグの追加登録期限は9月12日で終了。ウェスタン・ユナイテッドFCでチームメイトだったDF今井智基は町田ゼルビアへ加入しているが、指宿に関しては2025年夏のJリーグ復帰の可能性が消滅していた。

 そんななか、インドの移籍情報を専門に扱う『ISL & I-League Transfer News』は17日に「指宿はイースト・ベンガルFCと契約する予定だ」とリポート。これによると、イースト・ベンガルFCは9月上旬にキプロス1部APOELへ移籍したFWディミトリオス・ディアマンタコスの後釜として、日本人ストライカ-と契約を結ぶ模様。ただ、現時点で契約内容や同選手がインド移籍を決断した理由は報じられていない。

 イースト・ベンガルFCは過去にインド1部リーグを3度制覇。新潟OBの末岡龍二氏がかつて2013/14シーズンに在籍していた。

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