2025年9月17日 18:06
福岡県内は、去年より2か月ほど早くインフルエンザの流行期に入っています。県医師会は17日の会見で、早めのワクチン接種を呼びかけました。
■福岡県医師会・稲光 毅 常任理事
「例年より早いタイミングで流行が広がっていると。感染の拡大があることは、可能性としてあり得ると思います。」
7日までの1週間に県内の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり1.2人で流行入りの目安となる「1人」を超えました。
福岡県医師会は17日の定例会見で、去年より2か月ほど早く流行期に入った理由の一つとして「南半球からの人の往来で、インフルエンザが持ち込まれた可能性がある」との見方を示しました。
インフルエンザの集団感染による、県内の幼稚園と小・中・高校の学級閉鎖や学年閉鎖は、17日までに延べ22施設に上っています。
福岡県医師会は「特に高齢者や基礎疾患のある人は、早めにワクチン接種をしてほしい」と呼びかけています。
最終更新日:2025年9月17日 18:06
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