米国の住宅ローン金利は先週低下し、およそ1年ぶりの低水準となった。これを受けて住宅借り換えのためのローン申請が急増した。

  全米抵当貸付銀行協会(MBA)によれば、30年物固定住宅ローン金利は12日終了週に、前週比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して6.39%。

  借り換えのための申請指数は前週比57.7%上昇と大幅に増え、2022年3月以来の高水準となった。購入のための申請指数は2.9%上昇した。

  30年物固定住宅ローン金利はこれで3週連続の低下となり、長らく低迷していた住宅市場に活気を与える。ローン金利の低下が続けば、住宅購入需要は喚起され、現在住んでいる家を売りに出す人も増える可能性がある。

  購入と借り換え両方を含む住宅ローン申請指数は29.7%上昇し、この3年余りで最も高い水準となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Mortgage Rates Fall to 2024 Levels, Fueling Refinancing Surge(抜粋)

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