ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手した音楽業界人から見た新人アーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
【動画】PURPLE BUBBLE「揺れ動く世界」MV
今回は、「あなたの憂鬱を吹き飛ばす」神奈川県発4ピースポップロックバンド・PURPLE BUBBLEをご紹介。
■「PURPLE BUBBLE」ミュージックビデオ
■音楽業界人は「PURPLE BUBBLE」のココに注目
なんでもない今日を、好きになれる音楽
(下北沢MOSAiC/佐々木拓也)
PURPLE BUBBLEの音楽は、どこか懐かしくて新しい。
キラキラしたサウンドに、切なさを混ぜたメロディ。
自然と口ずさみたくなるキャッチーさがありながら、歌詞にはちゃんと“今を生きる人”へのまなざしがある。
ポップで自由なライブは、誰でも楽しめる温かい空間。
ライブハウスがまだ少し怖い、という人にも安心しておすすめできるバンドです!
飾らない“素顔”を鳴らすロックバンド
(FM802 DJ/ハタノユウスケ)
MCも曲間の些細なひと言も、全部が飾らないすっぴんで音楽をやっている4人組。だから、観る人も自然と肩の力が抜けていく。
代表曲「ナツメグ」も言っているが《自分探すよりも ありのままを愛す方がいい》
カッコつけないロックが、いちばんカッコいい!
時代に寄り添う、懐かしい旋律
(ROCKIN’ON JAPAN編集部/有本早季)
優しくて、どこか懐かしいメロディ。そんな普遍性が彼らの持ち味のひとつ。
だけど時代性もすごく感じられて、今を生きる私たちに向けられたビビッドなメッセージが耳に飛び込んでくる。
《日々にヒビが入るそれだけで》から続く“ナツメグ”の歌詞を初めて聴いたときは驚いた。
傍から見たら大したことなさそうな出来事でも、傷ついたことには変わりない。
そんな繊細な心にも真摯に向き合う包容力に魅了された。
■「PURPLE BUBBLE」手書きコメント
「PURPLE BUBBLE」メンバー
K-taring(Gt. / Vo.)
せき(Gt.)
リューセー(Ba.)
嵐丸(Dr.)
■「バリサン」担当メモ
彼らとの出会いはSNSで回ってきた「ナツメグ」でした。
イントロのワクワク感、サビでの「うわぁ…好きぃ…」、最後にはリピート再生を押す手が止まらない、そんなスパイス中毒に陥ってしまう人は少なくないでしょう。
ちょっと待って、「ナツメグ」だけじゃないですよ?
あの日の青春を駆け抜ける楽曲から、ちょっと胸がぎゅっとなる楽曲、背中を押すというよりは一緒に手を繋いで引っ張ってくれる楽曲まで、今のあなたにぶっ刺さる音楽が見つかるはずです。
THE FIRST TIMES編集部
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