高知県内は連日30度を超える厳しい残暑が続いていて、9月17日も熱中症警戒アラートが発表されました。
今後の見通しについて気象台に聞きました。

四万十市江川崎では、9月中旬にも関わらず気温は35・8度まであがり、3日連続で猛暑日となりました。また17日は県内16観測地点すべてが30度以上の真夏日となり厳しい残暑が続いています。
暑さはいつまで続くのか気象台に聞きました。

■気象台 井本調査官
「今後の見通しということで、向こう1か月の天候の見通しとしては平年よりも高いと見ております」
(なぜ平年より気温高い?)
「上空の偏西風が平年よりも北側を流れていて、太平洋高気圧が南東を中心に強い状態にこちらの方に張り出しているというような形になります。で、こちらの上空の高気圧については平年よりも北側に位置してまして、高知県においては基本的には高気圧に覆われるような状態になっていますので、気温の高い状態が続くと」

今年の気温を平年値と比べたグラフによると、平年値では9月中頃から最高気温が30度を下回っていきますが、今年は来週以降もしばらく30度を超える日が続く見込みです。

■気象台 井本調査官
「2週間の気温予想でいけば30度、31度という形。暑さはまだ続くと思っていただければいいかなと思う」

秋の到来はしばらく先となりそうで、引き続き熱中症など警戒が必要です。

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