ロシア、「サハリン1」巡り米国と協議深める用意=外務次官

 9月17日、ロシアのリャブコフ外務次官(写真)はロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」を含むエネルギー協力について、米国と協議を深める用意があると表明した。モスクワで2月撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 17日 ロイター] – ロシアのリャブコフ外務次官は17日、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」を含むエネルギー協力について、米国と協議を深める用意があると表明した。RIA通信が報じた。

ロシアはさまざまな問題で米国と連絡を取り合っており、対話は継続していると説明。「この分野で始まった作業の最も明白な例としてサハリン1を挙げることができる」と述べた。

プーチン大統領は先月、米石油大手エクソンモービル(XOM.N), opens new tabopens new tab
を含む外国企業がサハリン1の権益を回復することを可能にする大統領令に署名した。

エクソンはサハリン1
の権益の30%を保有していたが、ロシアがウクライナに全面侵攻した22年に事業撤退に伴い46億ドルの減損処理を実施した。

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