中国スマホ市場低迷、第3四半前半は前年比2%減=調査会社

調査会社カウンターポイント・リサーチのデータによると、中国の第3・四半期最初の8週間のスマートフォン出荷台数は、前年同期比2%減少した。北京のファーウェイ基幹店で6月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang)

[北京 17日 ロイター] – 調査会社カウンターポイント・リサーチのデータによると、中国の第3・四半期最初の8週間のスマートフォン出荷台数は、前年同期比2%減少した。アップル(AAPL.O), opens new tabは13日の新型iPhone発表を控え6%減少した。

Honor(オナー)は9%、vivo(ビボ)は5%それぞれ減少した一方、華為技術(ファーウェイ)は2%増、Oppo(オッポ)は4%増となった。

市場全体の低迷は、消費者が支出を抑制していることによる需要の弱さを反映している。

カウンターポイントのシニアアナリスト、アイバン・ラム氏は、「iPhone17」シリーズの予約販売は好調だと述べた。基本モデルと「Pro Max」モデルの人気が過去数カ月の落ち込みを相殺し、アップルにとって堅調な四半期となる可能性があるとの見方を示した。

カウンターポイントは、中国のスマートフォン市場が第3・四半期に小幅に縮小し、2025年通年では横ばいになると予測している。

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Brenda Goh

Brenda Goh is Reuters’ Shanghai bureau chief and oversees coverage of corporates in China. Brenda joined Reuters as a trainee in London in 2010 and has reported stories from over a dozen countries.

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