インドネシア、EUと貿易協定で合意 来週署名へ=閣僚

インドネシアのハルタルト調整相(経済担当)は9月17日、欧州連合(EU)と貿易協定で合意したとし、来週23日にバリ島で署名する計画だとロイターに明らかにした。8月26日、ジャカルタで撮影(2025年 ロイター/Willy Kurniawan)

[ジャカルタ 17日 ロイター] – インドネシアのハルタルト調整相(経済担当)は17日、欧州連合(EU)と貿易協定で合意したとし、来週23日にバリ島で署名する計画だとロイターに明らかにした。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は16日、EUのシェフチョビッチ欧州委員(通商担当)が署名のためインドネシアを訪問すると報じていた。

EU側はコメント要請に応じていない。

両者はトランプ米政権による関税を受けて協議を加速していた。

インドネシア当局者によると、同国からEUへの輸出品の8割がゼロ関税となるほか、非関税障壁も撤廃される。一方、インドネシアはEUの農産物や工業製品の市場アクセスを拡大する。

インドネシア政府はEUが批准を加速させ、来年終盤か2027年に協定が発効することにも期待を示した。

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