■イタリア・サルデーニャ島から徳島へ(阿波踊り会館)
イタリアからやってきたダビデ・チヌスさん、16歳。
地中海に浮かび、高級リゾート地として多くの観光客が訪れる、サルデーニャ島出身。
■日本の漫画やアニメが大好き
日本の漫画やアニメが大好きで、国際留学機関を通して8月末、半年間の留学のため日本にやってきました。
(イタリア人留学生・ダビデ・チヌスさん)
「日本は美しい国で人々も礼儀正しい。マンガやアニメでそれを見ていて、(留学への)大きなモチベーションだった」
そして、派遣先となった徳島での生活が始まりました。
ホストファミリーとして受け入れたのが、三好さん一家です。
(イタリア人留学生・ダビデ・チヌスさん)
「徳島に来た時に、『徳島は大きい街』と言ったら、彼女たちに笑われて、それがなぜなのかわからなかった」
「『徳島は小さい街だ』と言っていた」
■情熱だけを頼りに日本へ
ダビデさんはこれまで、日本語をほとんど学んだことがありません。
情熱だけを頼りに日本を訪れました。
そんなダビデさんの留学先は、城ノ内中等教育学校です。
高校1年生として、他の生徒と一緒にすべて日本語で毎日授業を受けています。
当然のことながら、日本語での授業を理解するのは難しいダビデさん。
そのため、翻訳のためにスマートフォンの使用が特別に許可されていて、授業を理解しようと頑張ります。
英語の授業では、先ほどの国語とは対照的に、生き生きとした表情で授業を受けるダビデさん。
(イタリア人留学生・ダビデ・チヌスさん)
「一番好きなのは英語、理解できる教科だから。(学校は)先生もクラスメイトも全部パーフェクト」
昼休み、つかの間の休憩時間は、ご飯を食べて友達と過ごします。
ホストファミリーの三好さんが作ってくれた、手作りのお弁当です。
友達にシェアしてもらった焼きそばも、箸を上手に使って食べます。
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