ドイツ経済研究所(IW)は2025年の国内経済がゼロ成長になると見込んでおり、従来の予想から0.2ポイント引き下げたほか、来年もわずか1%の成長率にとどまると予測している。写真はドイツ連邦雇用庁の職業紹介所の案内標識。2017年11月、ミュンヘン近郊ホルツキルヒェンで撮影(2025年 ロイター/Michael Dalder)
[ベルリン 17日 ロイター] – ドイツ経済研究所(IW)は2025年の国内経済がゼロ成長になると見込んでおり、従来の予想から0.2ポイント引き下げたほか、来年もわずか1%の成長率にとどまると予測している。ライニッシェ・ポスト紙が17日に報じた。
ドイツ経済は主要7カ国(G7)で唯一この2年間で成長しなかった。
同紙によると、IWは「ドイツの対外貿易は依然として混乱状態にある。地政学的な非正常化と米国の貿易政策が世界貿易に重くのしかかっている」と指摘。将来の雇用に関する不確実性が消費主導の成長の制約となっているほか、投資家は多種多様な不確実性の源に警戒を続けていると付け加えた。
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