日本代表 写真:Getty Images

 MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)らを擁する日本代表は、10月以降のキリンチャレンジ2025(国際親善試合)でブラジル代表、パラグアイ代表、ボリビア代表と対戦することが決定。もう1試合の対戦相手が未定だが、アルジェリア代表をはじめアフリカ勢と交渉中だという。

 海外メディア『フットボール・アジアン』は16日、11月の国際Aマッチデーにおける日本代表と韓国代表の対戦相手について特集。いずれもボリビア代表と対戦することが決定しており、もう1試合の対戦相手が未定だが、「主にセネガル代表、アルジェリア代表と交渉している」「他の候補にはエジプト代表、コートジボワール代表、カーボベルデ代表が挙がっている」とリポート。アフリカ勢との対戦が決定的だという。

 北中米W杯に向けて、アフリカ勢と対戦する必要性は、日本サッカー協会(JFA)の一部スポンサーから指摘されていた。

 ホテル業界大手『アパグループ』の元谷一志社長兼最高経営責任者(CEO)は、8月25日にテレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで公開された『サカろう』に出演。話題が日本代表の試合日程に及ぶと、「もちろん強豪国と強度の高さでは良いが、他の国、例えばアフリカとか。そういった国ともホームで対戦できれば。私は呼んでほしいと思う」とコメントしていた。

 日本は9月の国際親善2試合(対メキシコ代表、アメリカ代表)を終え、FIFAランキングで19位。23位以上で11月までの国際親善試合を終えてポット2に入るとなれば、ポット3、4入りが濃厚なアフリカ勢とグループステージで対戦する可能性は十分考えられる。アフリカ勢との対戦を望むスポンサーの思いが実現する見込みだ。

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