秋祭りのシーズンを前に、徳島市のみこし店は一年で最も忙しい時期を迎えています。

「カンカンカンカン」

全国に10数軒しかない、みこし店の一つ「青山みこし店」

2025年は、四国や関西の神社から、5台のみこしの修復や製作注文が舞い込み、職人たちが腕を振るっています。

16日は香川県小豆島の神社から依頼された、秋祭りの新しい神輿を作っていました。

その重さは約200キロ。

手作業で木を削りながら鳥居をはめ込んだり、金箔を張り付けた飾り金具を取り付けたりするなど、2000にも及ぶ部品を丁寧に組み立てていました。

(青山みこし店・青山和弘 代表取締役)
「おみこし自体は、お祭りで長い年数大事に使われるので、納品したときに喜んでもらえると、ものすごく嬉しい」
「けががないように(みこしを)使って欲しい」

秋祭りに向けたみこしづくりのピークは、10月中頃まで続きます。

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