EU委がイスラエルへの制裁案検討 “貿易協定の一部停止” ドイツも攻撃を非難
EU＝ヨーロッパ連合の執行機関EU委員会は、イスラエルがガザ市での地上作戦を開始したことを受け、イスラエルとの貿易協定の一部を停止する案を検討していると明らかにしました。
EU委員会の報道官は16日、イスラエル軍がガザ市への地上作戦を開始したことを受け、17日に開かれる委員会の会合でイスラエルとの貿易協定の一部停止を含んだ制裁案を提案する方針だと明らかにしました。
EU委員会は、ガザ市への軍事作戦を強化しないよう一貫して強く求めてきたとしています。
フランスメディアは、EUはイスラエルの最大の貿易相手国で、イスラエル寄りの姿勢を示すドイツが制裁案に合意するかは不透明だと指摘しています。
ドイツの外相は16日の会見で、「ガザ市への新たな攻撃は、完全に誤った道である」と非難し、イスラエル政府に対しても明確に伝えていると述べています。
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