ロシア外務次官、今秋に米国との新たな協議を期待 両国関係巡り

ロシアのリャブコフ外務次官は、米国との関係における問題点を解消するため、今秋に米代表団と新たな協議を行うことに期待を示した。ロシア国営タス通信が16日に報じた。写真は2月10日、モスクワで撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[16日 ロイター] – ロシアのリャブコフ外務次官は、米国との関係における問題点を解消するため、今秋に米代表団と新たな協議を行うことに期待を示した。ロシア国営タス通信が16日に報じた。

米国とロシアはイスタンブールで、主に外交と大使館の運営に関して2月と4月の2回、協議を行った。双方はこれらの協議で問題が進展したと述べた。

トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領はその後、先月にアラスカで会談した。ただ、ウクライナでの戦争を終結させる合意には至っていない。

リャブコフ氏は、外交問題に関する新たな協議の調整が遅れている理由の一つに、重要な成果が得られないことを避けたい双方の意向があると説明。「いずれにせよ、時期的なことを言うのであれば、少なくとも秋の終わりまでには開催したいと考えている」と語った。

イスタンブールでの第2回協議で、米代表団は中心部にあるロシア領事館の建物で約6時間を過ごした。国務省の報道官は、ウクライナは議題ではないと述べていた。

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