ニュージーランド出身の(左から)オリビアさん、キャスさん、ジェラントさん【写真:Hint-Pot編集部】
日本人にとっては日常的な風景や当たり前の習慣であっても、海外の人々にとっては新鮮で感動的な体験になることも少なくありません。日本を訪れたニュージーランド人グループは、日本のある側面に特に感銘を受けたといいます。いったい、どんなことが印象的だったのでしょうか。
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「うらやましい」と感じた日本の日常
ニュージーランドから訪日した、オリビアさん、キャスさん、ジェラントさんの3人組。ジェラントさん以外は日本に来るのは初めてでした。今回の旅行では、東京と大阪を中心に日本を満喫したといいます。
東京では浅草、渋谷、秋葉原、新宿といった定番の観光スポットをめぐり、スポーツ観戦も楽しんだそう。大阪では道頓堀や梅田の街並みを堪能し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも足を延ばしました。
日本滞在中、3人の目を引いたのは、街の整った雰囲気でした。キャスさんは笑顔でこう語ります。
「日本はとってもきれいで効率的だよね」
さらに感動したのが、交通の便利さ。オリビアさんは驚きを隠せません。
「公共交通機関が本当にすごい。電車やバスが決まった時間にちゃんと来るし、どこへでも行けちゃうよね。ニュージーランドはこんなに発達していないから、うらやましいよ」
ニュージーランドでは、公共交通機関の遅延は珍しくなく、路線網も日本ほど充実していないようです。そのため、時刻表通りに正確に運行し、都市のあらゆる場所にアクセスできる日本の交通システムは、驚きと羨望の対象だったといいます。
こうした日本の交通機関の正確さと利便性は、日本人にとっては当たり前といえる日常ですが、3人にとっては忘れられない体験のひとつになりました。残りの滞在でも電車を利用してさまざまな場所へ足を運んでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
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