緑を守り育てる大切さを呼びかける「全国育樹祭」が、3年後の令和10年に神奈川県で初めて開催されることになりました。
「全国育樹祭」は、森を守り育てることの大切さを伝えるため、昭和52年から毎年秋に各都道府県の持ち回りで開かれています。
神奈川県はことし2月に開催誘致を表明していて、このほど3年後の令和10年に県内で開催されることが決まりました。
全国育樹祭が県内で開かれるのは初めてで、具体的な開催場所は来年決定する見通しだということです。
県によりますと、育樹祭では平成22年の「全国植樹祭」で上皇ご夫妻が植えられた樹木を、式典に出席する皇族が手入れされるということです。
また育樹祭にあわせて、全国各地で緑を育てる活動に取り組む子どもたちによる発表会も行われるということです。
県森林再生課は「開催の前年には横浜市で国際園芸博覧会が開かれ自然や森林にまつわる催しが続きます。県民参加の森林づくりを前進させたい」と話しています。
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