イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市への攻撃を強め、パレスチナ当局によると少なくとも30棟の住宅が破壊され、数千人が自宅から退避を余儀なくされた。写真はガザ市で撮影(2025年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)
「カイロ/エルサレム 14日 ロイター] – イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市への攻撃を強め、パレスチナ当局によると少なくとも30棟の住宅が破壊され、数千人が自宅から退避を余儀なくされた。
イスラエルはイスラム組織ハマスを壊滅させる目標の一環としてガザ市を制圧する計画で、ハマスの最後の拠点と呼ぶ同市への攻撃を激化させている。さらなる地上部隊派遣に先立ち民間人に退避を求めており、数万人が避難したとみられるものの、依然として数十万人がとどまっている。
こうした中、ルビオ米国務長官は14日、紛争の今後について協議するためイスラエル入りした。ネタニヤフ首相と会談する予定で、16日まで滞在する。ルビオ氏は米国出発前、残る人質の解放を実現し、ガザを再建する方法について協議したいと述べた。
イスラエル到着後にはエルサレムにあるユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪問した。米国務省は嘆きの壁訪問について「エルサレムをイスラエルの永遠の首都と認める米国の立場を再確認」するものだと説明した。
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