若者の政治への関心を育てようと、9月12日高知市の高校で選挙の出前授業が行われました。

県選挙管理委員会は若い人たちに政治に関心をもってもらい選挙に行ってもらおうと、毎年県内の学校で選挙の出前授業を行っています。9月12日は高知市の高知工業高校で行われ、まだ選挙権のない2年生35人が政治が自分たちの生活に直接結びついていることなど選挙の大切さを学びました。

■井上アナウンサー
「生徒2人が立候補者役となり、若者に高知に残ってもらう施策を争点に模擬投票を行います」

生徒たちは候補者の演説から投票するまでを体験し、選挙が思ったより身近なものだということを実感していました。

県選挙管理委員会によりますと、2024年行われた衆議院選挙の投票率は、18歳が40.8パーセント、19歳が22.06%パーセントと低いものの上昇傾向にあるということで、今後もこうした授業を通じて若者の政治参加への意識を高めていきたいとしています。

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