中国で登場した「Redmi K Pad」が、グローバル市場向けに「Xiaomi Pad Mini」として展開される見通しです。

コンパクトながら高性能なタブレットとして注目されており、日本市場への展開にも期待が高まります。

8.8型・165Hz液晶&Dimensity 9400+搭載

Xiaomi Pad Miniは、Redmi K Padの仕様をほぼそのまま引き継ぐと見られています。具体的には、8.8インチの2.5K解像度(2560×1600)対応液晶を搭載し、165Hzの高リフレッシュレートにより、ゲームやスクロール操作で滑らかな表示が可能です。

プロセッサには、MediaTekの最新上位SoC「Dimensity 9400+」を搭載。これは同社のフラッグシップ級SoCであり、マルチタスクや高負荷アプリにも対応できる性能を有しています。GPU性能の詳細は明らかになっていないものの、Dimensity 9400+はAI処理能力や電力効率にも優れることで知られています。

バッテリー容量は7,500mAhで、67Wの急速充電に対応。日常使用から動画視聴、ゲームまで、バッテリー切れを心配することなく使える仕様です。

発表は9月24日か、日本発売は未定

海外メディアの報道によると、Xiaomi Pad Miniは2025年9月24日に予定されている「Xiaomi 15Tシリーズ」の発表イベントにて同時公開される可能性が高いとされています。これにより、スマートフォンとタブレットの新製品を同時に展開する戦略が見込まれています。

なお、現時点では日本国内での発売に関する正式な情報は明らかにされておりません。

RedMagic Astraと比較されるも価格面で優位か

競合機種としては、OLEDディスプレイを搭載した「RedMagic Astra」が挙げられます。こちらは画質や映像体験でアドバンテージがあるとされる一方、Redmi K Pad(=Xiaomi Pad Mini)の方が大幅に価格を抑えた設定になると見られており、コストパフォーマンス面での強みが期待されています。

高性能コンパクトタブレットの有力候補に

Xiaomi Pad Miniは、コンパクトサイズながらも最新の高性能SoCや高リフレッシュレート液晶、急速充電対応のバッテリーなどを備えたタブレットとして、グローバル市場での注目度が高まっています。もし日本でも展開されれば、8インチクラスのハイエンドタブレット市場において有力な選択肢となるでしょう。

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