ロシア最大級製油所に無人機攻撃 前線から1400キロ

製油施設の一部(2022年3月8日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER/AFP

【AFP=時事】ウクライナの無人機が13日、ロシア最大級の製油所の一つを攻撃した。ロシア当局者によると、攻撃により火災が発生したが、損害は軽微だった。

攻撃を受けたのは、石油企業バシュネフチの施設で、ロシア中部の都市ウファ郊外にある。ウファは、前線から約1400キロ離れている。

SNSに投稿された動画には、施設に向かう無人機が爆発し、煙が上空に上がる様子が捉えられていた。

バシコルトスタン共和国の首長ラディ・ハビロフ氏はテレグラムで「本日、バシュネフの施設が航空型ドローンによるテロ攻撃を受けた」と投稿。無人機1機が施設に衝突し、もう1機は撃墜されたことを明らかにした。

また「死傷者はおらず、生産施設には軽微な損害が生じた。火災は発生したが、現在消火作業が進められている」と説明した。

ウクライナ国防省情報総局の関係者は、攻撃はウクライナによるものだと主張している。
【翻訳編集】AFPBB News

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