インド政府は今年度(2025年4月-26年3月)後半の借り入れ計画を変更せずに、消費税率引き下げに伴う歳入減を吸収する方針だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。
政府は公共投資を削減せず、国内総生産(GDP)比4.4%としている今年度の財政赤字目標を維持する見通し。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。
政府は今月中にも25年10月-26年3月(下期)の借り入れ計画を最終決定する予定。現在の予算では6兆8000億ルピー(約11兆3600億円)と見込まれている。
財務省の報道担当は、コメントを求めた電子メールに回答しなかった。
原題:India Plans to Retain Market Borrowing Target After Tax Cuts (抜粋)
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