乳幼児を中心に感染しせきや高熱の症状が出るRSウイルスの感染拡大を受け、県は症状が出たら早めの受診を呼びかけています。

<県感染症対策課長 櫻井克俊課長>「今年は全国的に例年にない5月頃からの流行が続き、本県でも患者報告数が例年を大きく上回っている」
 県によりますと、7月5日から11日までに確認されたRSウイルス感染症の患者数は652人で、1医療機関あたりの患者数は7.33人となりました。RSウイルスは主に咳や発熱などのかぜに似た症状が出る病気で、患者の多くが2歳以下の乳幼児です。2020年は新型コロナ対策で手洗いやうがいが徹底された結果、感染は抑えられましたが、県内では2021年5月下旬ごろから感染が増え、6月28日からの1週間で感染者数は過去最高となりました。全国平均を見ると感染者数はいまだに右肩上がりのままです。乳児がRSウイルスに感染した場合、肺炎などを引き起こす恐れもあるため、県は症状が現れたら早めに医療機関に行くよう呼びかけています。
#オレンジ6 7月16日放送

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version