伊勢うどんと松阪牛の二大グルメがセットで食べられる

ドライブの際に立ち寄る高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア (PA)。民営化以降、サービスが向上し、その土地の名産品も食べられるようになっています。この“SPめし”では、全国の高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを廻ってオススメのご飯を紹介しています。今回は東名阪自動車道下り(三重県津方面)の亀山PAにスポットを当ててみましょう。

由緒正しき地元の名店「朝日屋」の上質な牛肉を使った牛丼

三重県というと、松坂牛(まつざかうし)をはじめ、伊勢うどん、とんてき、はまぐりなどさまざまなグルメがある。そんな三重県グルメのなかから、伊勢うどんとミニ松坂肉の牛丼がセットとなったご当地グルメセットが1330円で東名阪自動車道亀山パーキングエリア下りで食べることができる。

亀山パーキングエリアは、かつて西名阪自動車道で大阪や奈良、和歌山方面に行くためには必ず通行した場所。最近では新名神高速の開通により交通量が分散し、以前と比べると混雑が緩和され立ち寄りしやすくなっている。

亀山パーキングエリア下りは大型93台、小型150台(大型との兼用を含む)とパーキングエリアとしての規模は大きめ。それは亀山ハイウェイオアシス・亀山サンシャインパークとつながっているからだ。

亀山サンシャインパークは、寝転んだりできる自由な空間の芝生広場や2本の長いすべり台のある大型アスレチックのあるキッズランド。そして予約するとみんなでバーベキューを楽しめるバーベキューランドなどの施設がある公園だ。ここには東名阪自動車道上下線の亀山パーキングエリアからアクセス可能なので、高速道路から降りることなく利用できるスポットだ。

遊ぶ前の腹ごなしは、石水亭というお食事処が最適だ。伊勢うどんとミニ松坂肉の牛丼がセットとなったご当地グルメセットが1330円をはじめ、甘塩コンビの鈴鹿甘だれ唐揚げ定食1060円。そして唐揚げ3個、かつ1枚、ライス大盛りというその名のとおり男気カレー1180円などボリュームタップリのメニューが豊富だ。

しかも牛丼に使用する牛肉は、津市に本店のある朝日屋から仕入れている松阪牛。肉の甘さが口いっぱいに広がり、ご飯がどんどん進むためミニではもの足りないという人には、牛丼1250円を注文して三重県が誇る松阪牛を堪能するのもアリだ。

また、第3回三重SA・PA推し麺総選挙でNo.1に輝いた920円のかすうどんもオススメ。牛ホルモンを高温の油でじっくりと時間をかけて上げた稀少な食材「あぶらかす」を使用。あぶらかすは高タンパク、低脂質そしてコラーゲンたっぷりの食材なので、カロリーが気になる人にもオススメしたい。

亀山パーキングエリア下りの石水亭は、朝7時~夜8時まで営業しており、660円の朝定食も用意されている。朝、昼、夜といつ寄っても満足度の高い店舗だ。

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