中国軍、南シナ海巡りフィリピンけん制 日米比が合同演習

 中国軍は14日、南シナ海で定期的なパトロールを実施したと発表し、フィリピンに対し、いかなる挑発行為も行わないよう警告した。写真は中国海警局の船。南シナ海で8月撮影(2025年 ロイター/Adrian Portugal)

[北京 14日 ロイター] – 中国軍は14日、南シナ海で定期的なパトロールを実施したと発表し、フィリピンに対し、いかなる挑発行為も行わないよう警告した。

中国軍南部戦区の報道官は、フィリピンに南シナ海での挑発事案や緊張を高める行為を直ちにやめるよう求め、「無駄に終わるであろうこうした取り組みを支援する外部勢力を持ち込まないよう厳しく警告する」と述べた。

フィリピン軍のコメントは得られていない。

米インド太平洋軍は声明で、日本、フィリピン、米国が11─13日にフィリピンの排他的経済水域(EEZ)で合同海上演習を実施したと発表した。地域協力を強化し、自由で開かれたインド太平洋地域を支援するためとした。

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