ノーティードッグの新作『Intergalactic: The Heretic Prophet』は、同スタジオ史上最大規模のゲームになるようだ。かつ、開発費も最も高額になる「かもしれない」という。クリエイターのニール・ドラックマンは本作を、「今まで開発した中でいちばん野心的な作品」だとしている。 

また、「The Last of Us」と「アンチャーテッド」が実写で映像化された今、ドラックマンは、「本末転倒」にならないよう、まずは「Intergalactic」を素晴らしいゲームにすることを優先したいと考えているが、「相応しいパートナー」が見つかればノーティードッグの新たなゲームが映像化される可能性もあるとした(ちなみに、ドラックマンはドラマ『THE LAST OF US』シーズン3にはクリエイティブ面で関与しないことを発表している)。

「『Intergalactic』が成功すれば、また目にする機会があると思います」とドラックマンは続けた。「それがすぐ次のゲームになるかどうかはわかりません。可能性を残しておきます」

ソニーのファーストパーティーゲームを含むAAAゲームの開発費は、依然として業界内で特に注目度の高い話題だ。マイクロソフトが出した答えは、Xbox向けのゲームをマルチプラットフォームで展開し、競合するコンソールやPCでもリリースすることだ。ソニーはその点では後れを取っており、多くの場合、PlayStation向けゲームをPCで同時に発売することはない。しかし最近になって状況が変わり、『HELLDIVERS 2』などのライブサービスゲームがPS5と同時にPCでもリリースされた。さらに同作はXboxでも発売されるという異例の展開を見せている。

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『Intergalactic: The Heretic Prophet』はノーティードッグ史上最も規模が大きく、開発費も最も高額になる「かもしれない」とニール・ドラックマンが語った。 写真: Rodin Eckenroth/Getty Images.

『Intergalactic: The Heretic Prophet』では、映画『アンチャーテッド』にも出演したタティ・ガブリエルが主人公のジョーダン・A・マンを演じる。ほかにもマーベル映画『エターナルズ』のクメイル・ナンジアニがコリン・グレイヴス役で出演するなど、豪華キャストが揃っている。リリースは2027年以降になるようだ。

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