2025年9月6日(土)に行われた「Webike×DIRTSPORTS」による「オフロード祭り2025」。イベントでは13社が試乗車を出展していたので、1ブース毎にご紹介していきたい。今回はスペイン発の電動バイクメーカー「Stark Future」を取り扱う「アルタイヤモーターサイクルズ」を取材した。

「オフロード祭り2025」で出展したイチオシ車両

今回は「Stark Future」社の電動オフロードレーサー「Stark Varg」とイタリアの「VENT MOTO」の「BAJA 125 4T」をお持ちしました。今回は試乗車ではなく展示のみですが、電動レーサーの「Stark Varg」の魅力を語らせてください。

電動オフロードレーサーStark Varg

「VENT MOTO」の「BAJA 125 4T」

「Stark Varg」はE-motoの最高峰ともいわれる車両ですが、その国内最初の正規ディーラーとして販売させていただいております。やはり電動ということでかなりのメリットが存在しますが、中でも騒音がないこと、最新技術が盛り込まれている点が魅力です。

電動なのでエンジンではなく、もちろんバッテリーだ

電動ということで細かいモード設定も可能で、パワーは10~80PSの間で調整でき、バックトルクのレベルも0~100まで強さを変えられます。これは電動だからこそのメリットといえます。また、SIMカード入りの「スタークフォン」が付属し、常にGPSで「Stark Future」社に現在位置を送ってくれます。仮に林道へ行った際も、自身の居場所が特定できるので安心できます。

スタークフォン

スタークフォン

どういったライダーに「Stark Varg」を勧めたいか?

車体価格は安いとは言えませんが、実は非常にコストパフォーマンスが高いんです。エンジン車をレースで使うとだいたい40時間程度でエンジンのオーバーホールが必要ですが、「Stark Varg」なら500時間はそのまま乗れてしまうんです。計算上は2~3年ほど乗れてしまい、その後はバッテリーを交換する形です。乗れば乗るほど節約できるので、実はお財布に優しいところが魅力といえます。

オートバイという形に“凝り固まっていない”ところも素晴らしく、最新技術がふんだんに活用されていたりと、“新しい物好き”ならばハマるでしょう。純粋に「良いバイクに乗りたい」「出費を抑えたい」「オートバイの次の次元に進みたい」といったライダーにおすすめしたいです。

【オフロード祭り2025 出展社紹介】スペイン製電動レーサー「Stark Varg」を展示! 国内初の正規ディーラー「アルタイヤモーターサイクルズ」を取材 ギャラリーへ (6枚)

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