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2025年9月12日 18:57

岡山県で出土した「土器」を展示 岡山県古代吉備文化財センターで企画展

 弥生時代から古墳時代にかけて岡山県で出土した土器を紹介する企画展が、岡山市で行われています。

 弥生時代後期に吉備地域で作られた「特殊器台」。亡くなった人を埋葬する儀式で使われ、古墳時代に日本各地で作られた「円筒埴輪」の起源とされています。

 岡山市北区の岡山県古代吉備文化財センターで、県内各地で出土した特殊器台や円筒埴輪など10点が展示されています。

 展示の目玉は、23年ぶりに県内で展示された倉敷市矢部古墳群から出土した「特殊器台形埴輪」です。特殊器台から円筒埴輪に変化する過程を示す貴重な資料とされています。

 弥生時代から古墳時代にかけての土器の移り変わりを知ることができる企画展は、来月(10月)13日まで開かれています。

最終更新日:2025年9月12日 18:57

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