県内の新型コロナウイルスの感染者数は、今月7日までの1週間に1医療機関あたりの平均で13.88人と、10週連続の増加となりました。
また、いわゆる「リンゴ病」や「RSウイルス感染症」の流行も続いていて、県は感染対策を徹底するよう呼びかけています。
県によりますと、今月7日までの1週間に県内の医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたりの平均で13.88人と、前の週から1.16人増えました。
これで10週連続の増加となり、季節性インフルエンザの基準にあてはめた場合、「注意報レベル」の流行が続いています。
保健所別に見ると
▽佐伯市を管轄する南部保健所管内が16人、
▽豊後大野市などを管轄する豊肥保健所管内が15.60人、
▽中津市などを管轄する北部保健所管内が15.20人などとなっています。
このほか、
▽「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の流行も続いていて、1医療機関あたりの平均で5.17人と、引き続き警報レベルに相当するほか、
▽子どもの感染が多い「RSウイルス感染症」も2.36人と、6週連続で増加しています。
さまざまな感染症の流行が続いていることから、県は手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

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