2025.09.12

香川証券(株)(中條博之社長)の関連会社、瀬戸内アイランドクルーズ(株)(川口 修社長)は、8月19日から豊島で三輪電動車(EVトゥクトゥク)5台のレンタルサービスを開始した。

このレンタル事業は、(株)アミューズ(東京都 大里洋吉会長兼社長)が運営する「Teshima Factory」(小豆郡土庄町豊島家浦)と連携し、レンタルの受付を同カフェレストランに置く。

豊島の周囲は約20㎞、一度の充電で100〜120㎞走行可能な三輪車は、乗車定員3名。全長2160㎜、全幅1150㎜、バッテリー耐久は約800回。最高速度は45㎞/hだが、アップダウンと狭道の多い島内では30㎞/hが推奨されている。モデルはZINMA(EV—LAND)。利用料金は、2時間3500円〜。操作は2輪車に近似している。

瀬戸内アイランドクルーズは、2019年から高級クルーザーでのアクティビティを開始し、20年には人気の高まるキャンピングカーのレンタル事業、そして今年、豊島での二次交通となる事業に着手した。

川口社長は「島内も人では不足しているので、人を介さないネット予約からのQRコード配布によってトゥクトゥクのキーを渡すスキームで運営する。豊島での移動は非常に深刻と考えており、移動のしやすさと見た目や運転の楽しさで注目されると嬉しい。将来的には地域の高齢者の新しい移動手段にもなると考えている。豊島の自然と風、島民との交流に使ってもらいたい」とトゥクトゥクレンタルのスタートを切った。

かがわ経済ニュース|経レポオンライン

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