2024年度、高知県内の児童相談所が受け付けた児童虐待の相談件数は577件で、そのうち420件を虐待と認定し対応したということです。
県によりますと、2024年度、中央と幡多の2つの児童相談所が受け付けた児童虐待の相談件数は577件で、前の年度と比べて73件減りました。
このうち虐待と認定して対応したものは420件で、前の年度より28件減少しています。虐待の内容は、言葉による脅しや無視などの心理的虐待が最も多く、246件と全体の6割近くを占めています。次いで殴る、蹴る、叩くなどの身体的虐待が99件、食事を与えないといったネグレクト・育児放棄が63件となっています。虐待を受けた年齢は小学生が167件、未就学児が141件で、小学生以下が全体の7割を占めています。
県は「気になることがあれば早めに市町村の窓口や児童相談所に相談してほしい」としています。
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