イタリア統計局(ISTAT)が10日発表した7月の鉱工業生産は、前月比0.4%増加した。6月(0.2%増)に続き、市場予想に反してプラスとなり、長らく低迷していた製造業の回復の兆しが改めて示された。写真は4月、ベルガモ近郊の工場で撮影(2025年 ロイター/Massimo Pinca)
[ローマ 10日 ロイター] – イタリア統計局(ISTAT)が10日発表した7月の鉱工業生産は、前月比0.4%増加した。6月(0.2%増)に続き、市場予想に反してプラスとなり、長らく低迷していた製造業の回復の兆しが改めて示された。
ロイターがアナリスト14人に実施した調査による予想は0.1%減少だった。
就業日数調整済みの前年同月比では0.9%増。6月は0.9%減から0.7%減に上方改定された。
小売業界団体コンフコメルシオは、鉱工場部門が「活力の兆し」を見せているとし、7月の伸びはエネルギーを除く全主要産業部門に及んだと強調した。
シンクタンクのプロメテイアはリポートで、「下降の終息を示す兆候が強まっている」と指摘した。
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