いろいろなメニューがそろう日本のファミリーレストラン(写真はイメージ)【写真:PIXTA】いろいろなメニューがそろう日本のファミリーレストラン(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 海外へ行ったら、その土地ならではのグルメを楽しみたいもの。とくに日本の独特な食文化は、訪日外国人に新鮮な驚きをもたらすことが少なくありません。カナダ公共放送CBCのリポーターとして活躍するデヴィン・ハーロウさんも、まもなく開幕する東京2025世界陸上の取材で再び来日。日本ならではのグルメ体験が、注目を集めています。

 ◇ ◇ ◇

日本のコンビニ愛で話題になったデヴィンさん

 2021年の東京五輪では、来日直後の隔離生活中に日本のコンビニエンスストアのおにぎりやホットスナック、お菓子などを堪能したデヴィンさん。その様子を自身のX(ツイッター)アカウントでリポートし、話題になりました。2年後の2023年の世界水泳選手権福岡大会でも再来日。当時は、人生初となる“本場”の博多ラーメンを体験したことでも注目を集めました。

 そして今回、世界陸上の取材と新婚旅行を兼ねて再び来日。東京での滞在を始めたデヴィンさんはさっそく、興味深いグルメ体験をXで報告しています。

「東京での食の冒険が始まった。新婚旅行初日の夜のメニューは、コーンがのったピザ。そして意外においしい」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、たっぷりとコーンがトッピングされたピザを食べる様子が写っています。

 ピザにコーンをトッピングするのは、日本では非常にポピュラー。多くのピザチェーン店で定番メニューとして提供されており、日本人にとってはなじみ深い味わいでしょう。しかし、デヴィンさんが住むカナダやアメリカに、ピザにコーンをのせる文化はほとんどありません。そのため、彼にとってはまったく新しい体験だったのでしょう。

 この投稿には「東京へようこそ」「東京へお帰りなさい!」といった歓迎の声から、「これはサイゼリヤのピザね」と具体的な店名を推測する声も寄せられました。また、「ベジタリアンメニューを探しているので、試してみなければ」「このピザのレビューが必要です。とても気になります」と、海外では見たことないコーンピザに興味を示すコメントも。なかには「マヨネーズものっていませんでしたか? 数十年前に日本に住んでいたときの記憶です」と、日本のピザ文化の特徴を懐かしむ声もありました。

 東京での滞在は、まだ始まったばかり。新たな日本食との出合いが楽しみですね。

(Hint-Pot編集部)

WACOCA: People, Life, Style.