米保守派政治活動家カーク氏銃撃される、ユタ州大学のイベントで

トランプ米大統領支持者で保守派コメンテーターのチャーリー・カーク氏が10日、ユタ州の大学で行われたイベント中に銃撃された。同日撮影(2025年 ロイター/Trent Nelson/The Salt Lake Tribune via REUTERS)

[ワシントン 10日 ロイター] – トランプ米大統領支持者で保守派コメンテーターのチャーリー・カーク氏が10日、ユタ州の大学で行われたイベント中に銃撃された。FOXニュースが、カーク氏の広報担当者の情報として報じた。

カーク氏はユタ州オレムのユタバレー大学で銃撃され、病院に搬送された。「容体は不明」という。

ソーシャルメディアで拡散されている動画には、カーク氏が屋外で観衆に向けて演説している最中、銃声のような大きな音が鳴り響く様子や、カーク氏が椅子から落ちながら、首に手を当てている姿が映っている。

同大学の広報担当はロイターに対し電子メールで「近くの建物から発砲があった。容疑者は拘束された」と明らかにした。

カーク氏は、保守派の学生団体「ターニング・ポイントUSA」の創設者で、2024年の米大統領選では、トランプ氏への若者票の取り込みで重要な役割を果たしたとされる。

トランプ大統領は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、カーク氏が素晴らしい人物と称賛し、「カーク氏のために祈ろう」と呼びかけた。

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