フランス銀行(中央銀行)は9日、政治的な不確実性が再燃する中でも、経済は堅調な製造業の活動により第3・四半期も安定した成長を維持するとの予想を示した。写真は昨年12月、パリで撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[パリ 9日 ロイター] – フランス銀行(中央銀行)は9日、政治的な不確実性が再燃する中でも、経済は堅調な製造業の活動により第3・四半期も安定した成長を維持するとの予想を示した。
月例経済見通しで、第3・四半期は前期と同じ0.3%の成長率を維持する見込みとし、8月の見通しを据え置いた。
また、月次景況感調査に基づき、エアバスやサノフィを含む航空業界と製薬業界の好調な活動から製造業が恩恵を受けていると指摘。「これらの部門では、企業幹部が堅調な外需を報告し、変化する貿易の流れを活かす能力を示唆している」と述べた。
サービス部門は明暗が分かれており、建設部門とエネルギー部門の活動は鈍化したという。
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