9月10日は「屋外広告の日」です。
これに合わせ、まちの景観を守ろうと、高知市などが老朽化した危険な看板などの点検を呼びかけました。

今月1日から10日までの「屋外広告物適正化旬間」に合わせ、毎年行われているこの取り組みには、ことしは高知市の職員など合わせて40人が参加しました。

パトロールに先駆けて行われた出発式では、桑名龍吾市長が「違法な広告物や老朽化した危険なものは除去する必要がある。力を尽くしてほしい」と話しました。

このあと、担当者らは高知市の中心部を回り、古くなって落下しそうな看板などがないかを確認したり、屋外に看板を設置している店舗などに点検を促すチラシを配ったりしていました。

高知市によりますと、10日のパトロールでは、ガードレールや電柱に勝手に取り付けられていた貼り紙など合わせて33件の違反広告物が撤去されたということで、「ここ数年、違反広告物は減少傾向にある。広告がインターネットによるものに変わっていることが影響しているのではないか」としています。

パトロールを行った高知市都市計画課の高木啓之さんは「広告物を設置する際はルールにのっとり、きれいな街にしてほしい」と話しました。

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