▼自己紹介
はじめまして!トキワ製菓と申します。父・鴫谷哲治(しぎたにあきはる)と娘・雛元愛子(ひなもとあいこ)で、一緒にお菓子やドレッシングなどのテイクアウトのお店を立ち上げることになりました。
私はこれまで小学校教諭として、子どもたちと日々向き合いながら働いてきました。しかし子どもが生まれて実際に仕事復帰をしてみると、育児と仕事の両立がうまくできない、自分の子どもに丁寧に向き合えないことに気づき、辞めることにしました。
父は岡山県井原市で約2年前まで「カフェレストランくらら」を経営していました。
18年間お客様のおかげで忙しい毎日を過ごしていました。しかし一緒に働いていた母が膝を酷使したことにより、仕事を辞めるか手術をするかの2択を迫られ、2022年12月で閉店することになりました。
退職を決意してから、あらためて父と話す機会が増えたことで、この新しい挑戦が生まれました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
くららを閉めてからも、父は変わらず料理を続けていました。新しいレシピを考えたり、孫たちにドレッシングやお菓子を作ったり、、、。誰かに「おいしい!」と言ってもらうことが、父の生きる原動力になっているんだなと気づきました。父の料理に込められた「おいしさで人を喜ばせたい」という気持ちと私自身が大切にしてきた「日々によりそう優しさ」を形にしたくて、新しい挑戦を始めることにしました。
父が作った人参ドレッシング
試作中のクッキー
▼プロジェクトの内容
テイクアウトのお店の名前は「くらら」ではなく、「トキワ製菓」という名前にしたいと思っています。実はこの名前は父方の私の祖父が営んでいたお菓子の卸会社の名前です。祖父の会社も辞めざるを得ない状況になって、家族にとってとても悔しく、寂しい出来事だったそうです。今は亡き祖父の想いも継承できたらと思い、この名前に決めました。
この文字だけのロゴには星をイメージした点がついているのもポイントです。井原市にある美星町は星が美しい町です。地元の良さを活かしていけるお店を目指しています。
イラストのロゴにはコック帽と秤、泡だて器をモチーフに作ってもらいました。背景は常盤色です。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
岡山県井原市で地元のものを使ったお菓子や体に優しいドレッシングなどを販売していきたいと思っています。特に地元の野菜や果物で規格外になって販売ができないけれど、おいしいものなどを有効活用できたらいいなと考えています。そして子どもからお年寄りまで誰でも安心して食べられるものを作っていきたいです。このお店が軌道に乗ったら、かつて「くらら」でお出ししていたメニューも少しずつ形を変えて、もう一度届けていきたいと考えています。さらにその先には、地域に貢献できる取り組みを計画しています。
・子ども弁当
子ども食堂のように、気軽に手に取れるお弁当を用意し、地域の子どもたちを支えていきます。
・子ども向けケーキ作り体験
「自分で作った!」という体験を通して、食の楽しさと達成感を子どもたちに届けたいと考えています。
・お惣菜の日
保護者の方が「今日はご飯作りをちょっと休もうかな」と思えるような、手作りのお惣菜を販売する日をつくります。
子育ては家庭だけでなく、社会全体で支えていくべきもの。その小さな拠点として、地域の子どもたちやご家族に”食を通じたあたたかい時間”を届けられる場に育てていきたいと願っています。
ひそかに人気のあったチーズタルト(上のコロコロがポイント!)
地元の食材を使った安心安全なお菓子などを提供していきたいと思っています。大切な誰かへの手土産に、大切な自分へのご自愛時間に使っていただけたら幸いです。
ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
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